2009年11月08日

[イヤホン]ER-4P(4S)に関する悲しい誤解

 かつてワタクシはネットの比較的古い評判を信じて、Etymotic ResearchのER-4Pを購入しました。本当は4Sが欲しかったのですが、たまたまアウトレットで4Pだけが安かったのと、後から4S化アダプタを装着すれば4Sと同等の音を得られると知っていたため、まぁいいかなと言う判断です。

 そして、しばらくはイヤチップをあれこれ変えながら「う〜ん、なるほどER-4Pはいいね」とか思っておりました。そう、確かに良い音はしていたのです。ただ、感動する程までは行かず、ちょっとした不完全燃焼感を味わっていました。

 結局、低音や音場や装着感を求め、BAカナルイヤホンとしてはかなり高額なTriple fi.10proを買うまでに至り、しまいには更なるカジュアルさを求めてBOSE QC3にも手を出し、すっかり出番が無くなったER-4P/4Sへの評価は以下のような物となりました。

・装着感が悪い。
・低音が弱い。
・4Pと4S、そんなに音質は変わらない。
・敢えて言うなら、4S化すると高音が耳に痛い。

 これ、全部間違いでした。本当に申し訳ない(誰にだ)。

 耳穴に、これ以上入らないくらいギュウギュウに押し込み、角度も調整し、外音が危険な程カットされた状態で「これで完璧な装着だろう。しかしキツな」とか思っているそこのあなた! 本当にそれが完璧な装着かどうかは分かりませんよ?

 Klipschのイヤチップ…これはイヤーゲルズと呼ぶらしいですが、ソフトシリコンで楕円形になっているそれはER-4シリーズでも使えます。本当はImage X5を買っていただきたい気持ちはありますが(大〜小合わせて全種類1ペアずつイヤーゲルズが付属しているから)、無理なら別売されているチップで、自分の耳に合うと思われる物を購入してみて下さい。

 イヤチップでこんなにも音や装着感が変わる物なのか!と、必ずや耳からウロコが落ちると思います。某匿名巨大掲示板等では、ER-4ユーザーが「低音は十分」と言うのに対して「いや、あの低音の量が十分と言うのには無理があるでしょ」とか「スカスカ」とか反論がなされて、ワタクシも(そうだよね)と心の中で同意していましたが、それだけER-4シリーズは装着が難しいのだと今頃理解しました。

 低音に関しては、4P/4Sいずれも「本当に十分」出ています。BOSEを買っちゃうくらい低音厨のワタクシも認めます。

 音質も、解像度・分解能の観点で言えばImage X5よりも良いです。ただし音場や味付けでX5を好む人の方が多いとは思います。

 最後に、4Pと4S(アダプタ使用)の差は歴然でした。と言ってもパッと聴いて「これは4Sだね」と分かる程ではないのですが、同じ曲をそれぞれで通して聴いてみると、明らかに4Sの方が明るく、欲しい所で欲しい高音が響きます。それこそ好みとかではなく、4Pか4Sか迷っている子羊ちゃんにワタクシは言っておきたい。

 4Sを買いましょう。

 そんな感じで、Image X5を買ったのをきっかけにER-4P/4Sを再評価出来たのは大収穫でした。普通にER-4Sも欲しくなって来ちゃったなぁ。参った。
posted by 絹 at 18:25| Comment(0) | TrackBack(0) | イヤホン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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